もしもの災害が発生したとき、会社から自宅に帰ることが難しくなることもあるでしょう。

そんな時に備えて、企業は防災用の備蓄品を準備する必要があります。

車内備蓄品

でも、ちょっと考えるだけでも色々なものが必要で、なかなか大変そうです。

そこでここでは、備蓄品として最低限準備しておいた方がいい物を紹介していこうと思います。

 

防災備蓄品 水、食料

まず、最優先で必要になるのが水と食料です。

この二つがないと、生きていけませんからね。

水は1人1日3リットル、食料は1日3食を目安に準備するようにします。

保存水

非常食といえば「乾パン」というイメージがありますが、最近では多種多様な非常食が開発されています。

例を上げると、クラッカーや普通のパン、スープなどもありますね。それから、カップ麺や缶詰なんかも、非常食として活用できます。

 

アルファ米を利用すれば、お米を食べることだってできますよ。

コストをかければ、普通の食事に近い構成を実現することも可能です。

アルファ米

ただし、食べ物なので当然賞味期限があります。

そのため、定期的な入れ替えが必須となります。

食料を無駄にしないためにも、災害がなければ余裕を持って消費し、定期的に入れ替えるようにしましょう。

 

防災備蓄品 医薬品

災害時は、極度の緊張や慣れない環境のため、体調を崩すことも多くなります。

なので、最低限の薬は備蓄しておいた方がいいでしょう。

 

特に重宝するのは胃腸薬です。

なぜなら、水が使えない状況になると衛生状況が悪化し、お腹を壊す人が増えてくるからです。

常備薬

それと、持病がある方は薬がなくなると大変です。

ですが、従業員一人一人の持病を把握して、薬を会社で備蓄するのは現実的ではないですよね。

 

そこで、普段から会社に少し置いておくか、持ち歩くように促すようにします。

従業員の防災意識を高めることも、企業防災では必要になるのです。

 

さらに、災害により怪我をすることも考えられますね。

なので、絆創膏や消毒液、包帯なども必ず準備しておきましょう。

会社の規模にもよりますが、救急箱1つか2つあれば医薬品に関しては十分ですね。

 

防災備蓄品 排泄、衛生用品

災害発生時は、断水や建物の配管の破損などが原因で、トイレが使えなくなる恐れがあります。

そんな時に備えて、非常用のトイレは必ず準備しておかなければなりません。

携帯トイレ

目安とする数は、1日7個の3日分です。

つまり1人当たり21個準備すればいいということですね。

 

トイレに関しては、生理的なものなのでコントロールできません。

中には、1日の回数が多い人もいるでしょうから、余裕のある数を準備しておいた方が安全です。

 

加えて、トイレットペーパーやティッシュペーパーも必要ですね。

トイレが使えない場合は、ウォシュレットも使えないでしょうから。

トイレットペーパー

それに、災害時に水は貴重品です。

水の消費を最小限に抑えるためにも、ティッシュなどの紙類は色々と役に立ちます。

 

紙類の備蓄は、普段の買い置きを多めにすることで対応できます。

特別な管理も必要ないので、必要と思われる量を常にストックするようにしましょう。

 

防災備蓄品 日用品

日用品で、最も重宝するのはタオルです。

身体を拭いたり、包帯の代わりにしたりと様々な用途で使えるので、1人1枚程度準備しておくといいでしょう。

 

最近では、圧縮タオルという非常にコンパクトにまとめられるものも販売されています。

これを活用すれば、保管場所の節約にもなりますよ。

圧縮タオル

さらに、寝るときに備えて毛布は必ず必要です。

特に、被災した季節が冬だと、寒くて寝ることもままなりませんからね。

毛布は1人1枚、必ず準備して置くようにしてください。

 

防災備蓄品 電気関係

災害発生後は、高確率で停電することが予想されます。

そのため、電池は余分に備蓄しておくようにしましょう。

懐中電灯やラジオを準備していても、電源がなければ意味がありませんからね。

 

合わせて、専用のコードも忘れてはいけません。

最近では、電池が直接使えないものも多いですからね。

備品に合わせた専用のコードを、一緒に置いておきましょう。

懐中電灯

電池には、使用推奨期限というものがあります。

期限を過ぎれば使えなくなるというものではありませんが、液モレが発生しやすくなったり、電力が弱くなったりします。

いざというときに最大限力を発揮してもらうためにも、使用期限にも注意して備蓄するようにしましょう。

 

備蓄品の保管方法

災害発生時は、何が起こるか分かりません。

もし「備蓄品を貯蔵している場所に立ち入れない」なんてことになると、せっかくの備えが意味のないものになってしまいます。

 

だからこそ、備蓄品は分散して管理することも重要です。

「1箇所にまとめていたために全滅」なんてことになっては、シャレにならないのです。

防災セット

まとまった場所が複数取れない企業の場合は、1人分の防災セットを個々のデスクに備えるというパターンもあるようです。

これなら、ヘルメットなども必要なときにさっと取り出せますね。

備蓄品は、使う場所に合わせて分散して保管することが重要になります。

 

防災備蓄品 まとめ

一度に揃えてしまうのはコストがかかり大変かもしれませんが、災害はいつ起こるか分かりません。

なので、なるべく早めに準備するようにしたいものです。

 

3日分が厳しいなら、まずは1日分からでもいいと思います。

備蓄があるのとないのでは、全然違いますからね。ぜひ検討してみてください。