日本は、台風被害も多い国です。毎年5~10個前後の台風が、日本のどこかに上陸しています。
最近では、地球温暖化の影響で台風が大型化していることもあり、被害がどんどん大きくなっている気がしますね。
だからこそ、今までにも増して台風対策をすることが重要となっています。
ただ、台風対策といっても何をすればいいか分からない方も多いかと思います。
また、やることが多くてモレが発生してもいけません。
そこでここでは、台風に備えることを色々と考えてみました。
ぜひチェックして、対策忘れのないようにしてくださいね。
雨戸などで窓ガラスを保護
台風で最も気をつけるべきことは、強風による被害です。
特に窓ガラスが割れるという被害は非常に多いので、十分注意しておくようにしましょう。
風だけで割れることは少ないでしょうが、飛ばされたものが直撃すればひとたまりもありません。
このような被害を防ぐため、設置されているのが雨戸ですね。
雨戸が付いているなら、必ず閉めておきましょう。
それから、雨戸ががたついているようなら強風で飛ばされる恐れもあります。
このような場合、二次災害の恐れもあるので、なるべく早く修理するようにしてください。
雨戸がないという場合は、窓ガラスが割れたときに備え、飛散防止フィルムを貼っておくといいでしょう。
これなら、万が一窓ガラスが割れたとしても、破片が飛び散ることがないので怪我をする心配はありません。
また、カーテンを閉めておくだけでも、ガラスの飛散をある程度防止することができますよ。
停電に備える
台風による強風は、電線が切って停電を引き起こすこともあります。
特に、夜中に停電になった場合は大変ですね。
ちょっとトイレに行くのも難しくなってしまいます。
そんな時に備えて、懐中電灯や乾電池は常備しておくようにしましょう。
また、スマホや携帯の充電も満タンにしておくように心がけましょう。
スマホさえ生きていれば、情報収集に困ることはありません。
それに、停電は長期間に続く恐れもあるので、少しでも充電が長持ちすることに越したことはないですからね。
さらに、万が一、スマホの充電が持たないときのことを考え、防災ラジオを準備しておけば完璧です。
ハザードマップを確認する
大雨により河川が氾濫した場合、場所によっては避難する必要があるかもしれません。
そんな時に備えて、自宅が浸水しやすいかどうかハザードマップで確認しておきましょう。
もし自宅が浸水しやすい土地なら、貴重品や電化製品は高い位置に移動しておくようにしましょう。
それからハザードマップには、緊急時の避難場所も記載されています。
危険な箇所も網羅されていますので、避難経路をしっかりと確認し、もしもの時早急に避難できるようにしておきましょう。
断水に備える
特にマンションの場合、強風で貯水タンクが破損するなどして断水することも考えられます。
また、一軒家でも水道管が破損すれば断水してしまいますね。
このような状況に供え、飲料用のミネラルウォーターは大目に準備しておくようにしましょう。
それから、飲料水だけでなくトイレを流す水など生活に必要な水を準備しておく必要もあります。
そのため台風接近時は、お風呂に水を張った状態にしておき、ある程度の生活用水は確保しておきましょう。
飛ばされそうなものの固定
ベランダや庭に、鉢植えや物干し竿など飛ばされそうなものがある場合は要注意です。
それらが強風で飛ばされることにより、窓ガラスが割れるということが少なくないのです。
また、強風で飛ばされて通行人に直撃でもしたら、命に関わる恐れもあります。
自分だけでなく他人を危険に晒さないためにも、飛ばされそうなものが屋外にある場合は、屋内に入れるか飛ばされないように固定しておきましょう。
それから、一軒家の場合は屋根のチェックも欠かせません。
特に瓦が飛ばされると、かなり危険ですからね。それに、屋根に不具合があると、雨漏りを引き起こすおそれもあります。
こちらは修理に時間がかかるので、台風シーズン前にはチェックしておくようにしましょう。
配水管や雨どいの掃除
雨どいや配水管にゴミがたまっていると、雨水が流れなくて溜まってしまいます。
場合によっては屋内に逆流して浸水してしまうことも考えられるので、きちんと掃除しておくようにしましょう。
意外と見落としがちですが、いざ台風が来たときに問題が起きても対処できません。
なるべく早めにきれいにしておくようにしたいですね。
台風前の防災対策 まとめ
台風が上陸している間は、基本的には外出してはいけません。
そのため、全ての備えはなるべく台風が接近する前に済まして起きましょう。
できることなら、台風シーズンに入る前にやっておくのがベストですね。
毎年台風は必ずやってきます。
台風シーズンでなくても備えておけば、いざという時慌てなくて済みますよ。