日本には四季があり、季節によって気候が全く異なります。

と言うことは、万が一災害にあった時に必要となる備品も異なるということです。

 

防災グッズは一度購入したら大丈夫というわけではありません

「防災セットは準備しているけど、買ってからずっと置きっぱなし」という方も少なくないかと思います。

ただ、防災グッズは一度準備すれば終わりではありません。

季節ごとに必要なものは異なるため、定期的に中身を入れ替える必要があります。

 

たとえば、カイロは冬あると便利ですが、夏は全く必要ないですよね。

非常時に持ち出せるものは限られているからこそ、季節ごとに中身を見直す必要があります。

 

ここでは、季節ごとに準備しておくべき防災グッズについて紹介していこうと思います。

 

夏に必要な防災グッズ

夏に気をつけなければならないことは、なんといっても暑さです。

特に災害が発生するとエアコンが使えない可能性が高いので、熱中症のリスクはかなり高まります。

災害が起きなくても熱中症は毎年問題となるので、対策は必須といえるでしょう。

 

災害が起きても熱中症にならないために、多めの飲料水を準備しておく必要があります。

大人1人につき、1日2~3リットル準備するとよいとされていますが、夏の場合は余分に準備することをオススメします。

 

それから、熱中症を予防するという観点では、塩飴のような塩分補給できるものも用意することも重要です。

それほどかさばるものでもないので、一袋防災セットに入れておくと安心でしょう。

 

加えて、夏は汗を多量にかくので、衛生面の対策にも気を配る必要があります。

衛生面が悪くなると体調を崩すおそれもあるので、実は重要なことなのです。

 

そこで余裕があれば、下着だけでも準備しておきたいところです。

汗を吸った下着を着替えるだけでも、衛生面はかなり改善されます。

 

さらに、汗拭きシートなどを用意しておくのも効果的ですね。

災害時に水は貴重なため、身体を拭く水を節約することにもつながります。

 

冬に必要な防災グッズ

寒さは体力を激しく消耗し、あまりにひどいと命を落とす危険まであります。

気温によっては、冬の寒さは熱中症よりも怖いものなのです。

 

そこで、冬の防災グッズとしては、防寒対策が必須となります。

まずは、体全体を温めることができる毛布やブランケットを準備するようにしましょう。

 

カイロはあると便利ですが、体全体を温めるには不向きです。

しかも、長くても1日程度で効果がなくなってしまいます。

防寒グッズというとカイロが頭に浮かびがちですが、まずは身体全体を温めることを考える必要があります。

 

それから、素早く避難ができるよう、防寒着は手に取りやすい場所に置いておいた方がいいでしょう。

物が倒れてクローゼットが開かないなんてことになれば、防寒対策もできないまま避難しなければならなくなるかもしれません。

防寒対策が万全とまではいかなくても、ある程度寒さをしのげる服装で避難しなければ、寒さにやられてしまいます。

 

春や秋に必要な防災グッズ

春と秋は気候が穏やかなため、夏と冬ほど防災グッズに気を配る必要はありません。

一般的な物を準備しておけば、特別な問題が起こることは少ないと思います。

 

1つ注意点を上げるとすれば、春はメイストームのような嵐、秋は台風に注意が必要です。

どちらも強い風を伴い雨が降るので、雨への対策は強化しておいた方がいいでしょう。

 

ただし、だからと言って防災セットを放置しておくのは考えものです。

たとえば春なら、冬に必要な防寒グッズは必要がない可能性があります。

必要性の低い防寒グッズと必要性の高い備品を入れ替えれば、防災セットはより役に立つものとなるでしょう。

 

もしもの時に本当に役立つ防災セットを準備するには、細かな中身の入れ替えが必要なのです。

 

梅雨に必要な防災グッズ

梅雨は雨が多いため、雨への対策が非常に重要となります。

体が濡れると体温が奪われて体力を消耗するので、災害発生時は濡れないことも重要となります。

 

雨具といえば傘が一般的ですが、避難の際は両手が空いている方が安全です。

そのため、できれば傘は避けたほうがいいでしょう。

 

そこで必要になるのがカッパです。

カッパを着て移動すれば、両手を空けたまま安全に避難することができます。

 

カッパにもいろいろと種類がありますが、ポンチョ型のタイプはオススメ出来ません。

なぜなら、動きにくい上に下半身はほとんど雨から守れないためです。

できるだけ、上着とズボンが別になっているタイプを選択してください。

 

ついでと言ってはなんですが、色は派手目の物を選んだ方がいいでしょう。

黄色など派手な色を選んでおけば、視界が悪い雨の中でも相手に見つけてもらうことができます。

 

それから、雨は梅雨だけに降るものではありません。

どの季節であろうと雨が降る可能性はあるので、常に雨具は万全に準備しておくようにしてください。

 

防災セットは季節によって準備するものが変わる

防災セットは、季節ごとに中身をカスタマイズすることが重要となります。

いざという時に使えないものばかり入っていては、防災セットの意味がないですからね。

 

使えないということはないでしょうが、必要のないものはスペースの無駄です。

持ち出せるものが限られる緊急時だからこそ、必要な物だけを吟味して持ち出す必要があるのです。

もし、防災セットを点検していないのなら、季節に合わせて入れ替えを行ってくださいね。