大きな災害が発生すると、公共の交通機関はストップすると考えておいていいでしょう。

実際、ほとんどの鉄道会社では、大きな地震が発生すると点検を行う決まりとなっており、運転再開までかなりの時間を要します。

さらに、災害により何かが破損した場合は、いつ復旧するか見当もつきません。

帰宅難民1

このような事態となった場合、帰宅難民が問題となります。

東日本大震災のときも首都圏の交通機関がストップし、家に帰れなくなる人が続出しました。

そこでここでは、帰宅難民となってしまったときのために、今できる備えを紹介していきます。

 

社内に備蓄品を準備しておく

帰宅難民は、帰宅することが困難になった人の状況を指しています。

そのため、会社や避難所で一晩過ごすことになる可能性が非常に高いです。

車内備蓄品

そんな時のために必要となるのが、非常食や水の備蓄と毛布などの簡単な寝具です。

この3つがあるだけでも、ある程度快適に社内で過ごすことができるでしょう。

 

最近では、会社で備蓄品を準備する企業も増えてきていますが、まだ整備できていない企業も多いです。

もし、あなたの会社が災害用の備蓄をしていないのであれば、備えを実施するよう提言してもいいと思います。

東京都では3日分の必要物資の備蓄が努力義務となっているので、そのあたりを説明すれば実施してくれるかもしれません。

 

最悪の場合は、自分で少しだけでも備えることを考える必要があります。

デスクにお菓子などを常備しておけば、それだけでも食料を確保できますからね。

 

帰宅中のことも考え防災ポーチを持ち歩く

災害は、社内にいるときに起こるとは限りません。

通勤途中で災害が発生する可能性も十分考えられます。

防災ポーチ

そんな時には、防災ポーチが活躍するでしょう。

防災ポーチを持ち歩いていれば、避難所や会社への移動を、より安全なものにしてくれます。

 

防災ポーチに入れておくべきものに関しては、他の記事で詳しく説明しています。

そちらも参考にして、あなたに必要な物を取り揃えておきましょう。

もちろん、防災ポーチは常に持ち歩いていないといけませんよ。

 

通勤ルートの避難所を確認しておく

通勤途中で被災した場合、まずは身の安全を確保するのが最優先です。

災害のとき、最も安全なのは避難所ですね。なので、通勤ルートにある避難所は必ず確認しておくようにして下さい。

場所が分からないと、もしもの時に避難することができません。

通勤ルート

自宅や会社が近い場合も無理は禁物。「もうすぐ会社」という場合でも、避難所が近い場合は一旦そちらに避難した方が賢明でしょう。

だからこそ、中間地点だけでなく、通勤ルートにある全ての避難所を確認しておく必要があります。どこで災害にあっても大丈夫なよう準備しておくことが、最も重要なことなのです。

 

自力で帰るための備えも必要

交通機関の復旧の目処が立たない場合に備え、自力で歩いて帰ることも考えておく必要があります。

社内の備蓄にも限界があるでしょうから、帰れる人は帰った方がいいこともあるでしょう。

 

とは言え、ヒールの高い靴や革靴では、長距離を歩くのは困難です。

また、特に夏場の場合は、スーツで歩くのも暑くて苦痛になります。

 

そこで、職場に歩きやすいスニーカーや動きやすい服装を置いておくといいでしょう。

保管場所がないという場合は、靴擦れ防止パッドを持っておくだけでもかなりの助けになります。

スニーカー

ただし、余震が続いている状況のように、安全が確保されない場合はむやみに歩いて帰ろうとしては危険です。

二次災害を防ぐためにも、状況が落ち着くまでは安全な場所で待機するようにしてください。

 

それから、徒歩で帰ることができるのは、10キロ以内が限界と言われています。

それ以上の距離になると、思わぬところで立ち往生することも考えられるので、歩いて帰るのは控えるようにした方が無難です。

 

いざというときに必要物資は手に入りません

特に都会の場合、交通機関が麻痺すると、かなりの数の帰宅難民が発生してしまいます。

そうなると、コンビニやスーパーの食料など、一瞬でなくなってしまうでしょう。

だからこそ、備蓄品を準備する必要があるのですね。

 

災害が発生してからでは、物資は手に入らなくなります。

そうなっては、一晩過ごす程度が限界になってしまうのです。

 

だからこそ、食糧を備蓄しておくことが推進されているのです。

災害時のパニックに巻き込まれないようにするためにも、日頃から備蓄や準備は実施するようにして下さいね。