不安の日常生活の中にも、怪我や病気の原因となる危険は潜んでいます。

何気ない行動が、大きな怪我に繋がるおそれもあるので油断はできません。

 

私たちは日頃から防災対策をしておく必要があります

自然災害だけでなく、日々の危険からも身を守る防災対策は重要です。

そこでここでは、日々の暮らしに潜む危険と防災対策をまとめて紹介していきたいと思います。

 

転落

高所からの転落は、打ち所が悪ければ死に至るおそれもある非常に危険な事故です。

最も多いのは階段での事故で、足を踏みはずしたり転んだりして階段から転落すれば、身体を複数箇所打ち付けるおそれもあります。

 

特に高齢者のように足腰に不安がある方は、1階で生活してもらう方が無難です。

2階に上る機会を減らしてしまえば、転落事故を未然に防ぐことができるでしょう。

また、滑りやすいスリッパを履いて2階に行かないなど、転落を防止する策も必要になります。

 

階段以外では、屋根の上での作業や脚立を使い作業を行なっているときに、誤って転落するケースもあります。

高所からの転落は大きな事故に繋がるので、転落対策をしてから作業を行うこと重要です。

 

高いところに登る際は、万が一に備えて安全帯を装着するようにします。

また、作業はできるだけ1人で行わず、転落したとしてもすぐに救助できるようにしておくことも大切です。

 

転倒

家の中で最も多い事故が転倒です。

ちょっとした段差につまずくことで転倒し、強く転ぶと骨折する危険性もあります。

 

特に高齢者のような足腰が弱っている方は、転倒しやすい状況にあります。

ご家族に高齢者の方がいるのなら、段差にスロープをつけたり手すりを設置したりするなど、転倒防止策が必要になるでしょう。

もちろん、床につまずく原因となる物を置かないことも大切ですね。

 

それから、転倒した際に家具の角などに身体をぶつけるおそれもあります。

家具などの角は非常に固いため、転倒してぶつかると大きな怪我に繋がる可能性が高くなります。

 

もし転倒しても、被害を最小限に抑えるために、家具の角などをスポンジで保護しておくことも非常に有効です。

高齢者の方や赤ちゃんがいる場合は、検討してみてください。

 

落下物

家具の上などに置いてあるものが落下すれば、頭を直撃する危険性があります。

頭は人体の中でも弱い部分で、強い衝撃を受ければ後遺症が残るおそれもあります。

 

「動かさなければ落ちてこない」と思うかもしれませんが、動かないということはあり得ません。

地震が起きれば簡単に落下するでしょうし、人がぶつかって家具が動けば、それだけで上に置いてあるものは落ちるおそれがあります。

動かさなければ大丈夫というものではないので油断は禁物です。

 

落下物の被害を予防するには、高所に物を置かないことが一番です。

特に固いものや重いものは頭にぶつかると大きなダメージを与えますので、高所に保管するのは避けるようにしてください。

 

屋外では、ベランダに置いてあるものが落下してきて、頭に当たる危険もあります。

特にマンションでは、高層階から物が落下してくるおそれもあり、高所になればなるほど危険性が増していきます。

 

屋外の落下物においては、加害者にならないことが重要です。

ベランダや窓付近に物を置くことは避け、物を落とさないように配慮する必要があります。

どうしても置く場合は、転落を防止するよう固定などの工夫をすることは必須といえるでしょう。

 

全ての人が落下物を発生させないよう対策を行えば、落下物による事故はなくすことができます。

通行人を危険にさらすことのないよう、窓やベランダの物の置き方には十分注意してください。

 

中毒

日常生活で、最も気を受けるべき中毒は「食中毒」でしょう。

傷んだ食品や手などに付着した菌の影響で、お腹を壊すおそれがあります。

飲食店で起こる物と思われがちですが、過程の食事でも発生するおそれは十分あります。

 

食中毒を予防するには、傷んだ食材を使わないことが大切です。

特に夏場は食品が傷みやすいので、管理には十分注意する必要があるでしょう。

それから、食品の調理は健康な状態の方が行うようにします。

下痢や発熱の症状がある状態で調理を行えば、ウイルスの感染を拡大してしまうおそれがあるのです。

 

もし食中毒の症状が現れたら、すぐに医師の診察を受けてください。

食中毒の原因となるウイルスには、O-157のような命に関わるものもあるため甘く見てはいけないのです。

 

溺水

特に、夏場のレジャーで注意しなければならないのが溺水です。

海や川、プールなどに行く機会が増えれば、溺れてしまう危険も増えるでしょう。

特に子供は溺れやすいので、きちんと見守っていなければなりません。

溺れるときは声を出したり暴れたりする余裕はないため、溺れていることに気がつかないケースが多いのです。

 

もし、子供が溺れてしまったら、泳ぎが得意でも救助は困難です。

深いところには近づかない、場合によってはライフジャケットを着用するなどの予防策が、溺水を防ぐには非常に重要なことになります。

 

さらに最近では、高齢者が入浴中に溺水するケースが増えてきています。

特に冬場に起こるヒートショック減少で溺れるケースが多いため、入浴前に浴室を温めるなどの対策が必要になるでしょう。

浴室暖房などの設備を検討してもいいかもしれませんね。

 

やけど

特にキッチンでは、やけどのリスクが大きくなります。

高温の油やお湯を使う機会が多いため、ちょっとした不注意でやけどを負う危険性があります。

常に気を張って料理をつくるのも難しいので、やけどをなくすのはなかなか難しいかもしれません。

 

できる予防策としては、熱いお湯や油を不安定なところに置かないことが挙げられます。

熱いお湯や油がひっくり返れば、大やけどを負う危険もあるので、安定した場所で調理することを心がけてください。

 

もしやけどを負ってしまったのなら、すぐに患部を冷やすことが重要です。

ただし、服などを無理に脱ぐと皮がめくれてしまう危険があるため、服の上から冷やすようにしてください。

皮膚が赤くなる程度なら冷やすだけで問題ありませんが、水ぶくれなど皮膚に損傷がある場合は、医師の診察を受けておいた方がいいでしょう。

 

感電

電化製品のコンセントが破損しているなど、日常生活にも感電するリスクは潜んでいます。

人体に20mA以上の電流が流れると、命に危険が及ぶ可能性が高くなります。

ほとんどの電化製品は20mA異常の電流が流れているので、感電すると死に直結する恐れがあるのです。

 

感電を防止するには、コンセントの破損に注意することが一番です。

もし電化製品のコンセントが破損しているのなら、すぐに部品を交換するようにしてください。

 

また、濡れた手で電化製品を扱うと、ショートを起こし感電するおそれがあります。

電化製品を扱う際は、必ず手を良く拭き乾燥して状態にするよう心がけてください。

 

日常生活の防災対策 まとめ

このように、日常生活の中にも様々な事故の危険は潜んでいます。

ちょっとした油断が大きな怪我に繋がるおそれもあるので、できる限りの対策は取っておくに越したことはないのです。

 

100%事故を防ぐことはできませんが、防災意識を高め対策をしておくことで発生する可能性を低くすることはできます。

日常生活で大怪我をすることのないよう、事故が起きない環境を整えてみてくださいね。