電化製品などの故障が原因で、危ない思いをしたことがあるという方も少なくないと思います。

劣化や不良など原因は色々あるでしょうが、できるだけ安全に過ごしたいものです。

ただ、人は生活する上で様々な商品を利用しているので、製品の事故から100%逃れることは難しいです。

 

製品不良や製品事故はいつでも起こり得る

特に最近は、インターネットで何でも買える時代になりました。

 

製品事故4

しかし、インターネットでの買い物は、商品を直接手に取って確かめることができません。

そのため、安い値段につられて粗悪な商品を買ってしまい、故障による被害に合うケースも増加しているようです。

 

そんな製品事故から身を守るには、消費者はどのような対策をすればいいのでしょう。

ここでは、製品事故から身を守る方法を考えていきたいと思います。

 

製品事故とは?

製品事故とは、消費生活用製品の欠陥により生じた事故のことを指します。

電化製品だけでなく、自転車や棚など生活に必要な製品すべてが対象です。

製品事故

欠陥により生じた事故なので、故意または人間側のミスにより生じた事故は製品事故とはなりません。

たとえば、自転車で段差に引っ掛かり転倒したとしても製品事故にはならないのです。

一方、自転車のタイヤが突然外れて転倒した場合は製品事故になります。

 

特に被害の規模が大きな製品事故は、重大製品事故として扱われます。

重大製品事故として取り扱われるのは、以下のような事故が起きた場合です。

 

・死亡事故
・治療に30日以上必要な重傷病事故
・後遺障害事故
・一酸化炭素中毒事故
・消防が確認した火災

 

このような事故が、製造している商品や輸入している商品から発生した場合、企業は事故の発生を国に報告しなければなりません。

その後、必要に応じてリコールなどの是正処置を実施することになります。

 

製品事故から身を守るには?

製品事故を防ぐには、デザインや価格だけでなく、安全性もチェックして商品を選ぶことが重要です。

特に最近では、安価だけど質も悪い製品がネット上に氾濫しているので、安全性の見極めがより重要になっています。

製品回収

人間はミスをするものなので、100%安全という製品は存在しません。

しかし、厳重に管理されて製造されている製品の方が、事故が起こりにくいのは当然のことです。

 

それから、製品の使用方法をきちんと守ることも重要です。実は製品事故の3分の1が、誤った使用法で使ったために起こっています。

このような事故をなくすためには、取扱説明書をよく読んで正しく製品を使うことが大切です。

 

特に、「注意」「警告」とされている部分には禁止事項が書かれています。

禁止事項をやぶれば、当然事故が発生する可能性は高まるので、必ずチェックするようにしてください。

 

さらに、購入から年数が経ってくると、どうしても品質は劣化してきます。

劣化すると、故障が増えて事故の原因となるおそれがあります。

 

頻繁に買い換える必要はありませんが、点検と修理は怠ってはいけません。

使用していて違和感があるなら、なるべく点検を実施して事故を予防するようにしてください。

 

もし製品事故の被害にあったらどうする?

製品事故が起こってしまったら、製造業者や販売業者に賠償請求をすることになるでしょう。

このとき、証拠品を提出する必要があるため、事故の状況をできるだけ詳細に写真に取り、日時、場所、使用状況などを記録に残しておきましょう。

製品事故3

第三者が見ていれば、その人の証言も記録しておくといいでしょう。

病院の診断書も必要になるので、必ずもらっておいてください。

 

証拠とする以外に、事故原因を特定するためにも、事故を起こした製品は捨てずにとっておくようにしてください。

もし、警察や消防、メーカーに引き渡すことがあれば、必ず預かり証をもらうようにします。

証拠品がなくなってしまえば、裁判が不利になるおそれもあります。

 

分からないことがあれば、消費生活センターに相談するのも一つの手です。

消費生活センターは、商品やサービスの苦情を受け付けている窓口なので、トラブル処理の強い味方になってくれるでしょう。

 

過去にあった製品事故の事例

これまでに、製品事故は幾度となく発生しています。

中には死者が出てしまったケースもあるので、なんとか製品事故は減らしていきたいものです。

ここからは、過去においた製品事故をいくつか紹介しましょう。

製品不良1

まず一つ目は、パロマの湯沸かし器による死亡事故です。

湯沸かし器の安全装置が不正に改造されたり、劣化したことが原因で一酸化炭素中毒による死者が出てしまいました。

事故は全部で17件も発生しており、犠牲者は15人にも及びます。

 

二つ目は、シンドラー社のエレベーター事故です。

住宅に設置されているエレベーターが開閉中に突然上昇し、乗り込もうとしていた方が挟まれてなくなりました。

シンドラー社のエレベーターは、他にも誤作動や不具合が多く発生しています。

 

製品事故から身を守る方法 まとめ

このように大きな製品事故が発生すると、命に危険が及ぶおそれまであります。

湯沸かし器やエレベーターなど、誰でも使うものでも事故は発生するので、油断は全くできないということです。

危機管理製品事故

消費者にできることは、安全性の高い商品を選び使用方法を守ることくらいしかできません。

ただ、事故の兆候はあるでしょうから、怪しいと感じたら問い合わせてみるのも一つの手だと思います。