もしもの災害に備え、社内に保存食を備蓄する企業が増えています。

しかし、保存食とは言え食べ物です。

賞味期限は限られており、管理を怠っていると「いざというときに使えない」なんてことになってしまいます。

アルファ米

 

さらに、期限が切れてから入れ替えるのも考えものです。

期限切れなら、捨てて処分するしか方法がなくなってしまいますからね。食べ物を粗末にしてはいけません。

 

では、どのようにすれば効率よく保存食を管理することができるのでしょう。

ここでは、備蓄の保存食を期限切れにすることなく、無理なく管理できる方法を紹介していこうと思います。

 

定期的に消費するローリングストック法

ローリングストック法は、備蓄している食料を定期的に食べることで、常に新しい食料と入れ替えていく方法です。

 

方法はいたって簡単で、定期的に1食分消費してその分補充するだけです。毎月1回、保存食を消費する日を決め、実施すると忘れないですね。

1日3食で3日分の食料を備蓄していたとすると、9ヶ月で全てが入れ替わる計算です。

ローリングストック

保存食の賞味期限は、短くても3年程度に設定されています。

なので、きちんと実施すれば、期限切れになることはまずありません。

 

3年の猶予があるので、2年に1回実施するだけでも十分ですね。

コストが気になる場合は、5年以上の保存食を選択することで、4年に1回に減らすこともできます。

 

防災訓練の一環として、非常食を食べる機会を作るのもいいですね。

従業員の防災意識を高めることも、企業防災では重要な活動となります。

 

この方法を採用すれば、期限が迫っていることに気づき、大量に消費するなんて心配はありません。

また、期限切れで廃棄することにもなりませんね。

 

ただし、早めに消費するのが嫌な場合は、きちんと消費期限を把握して忘れずに実施しなくてはなりません。

 

フードバンクに寄付する

フードバンクとは、食べられるのに廃棄せざるを得ない食糧を、世界の貧しい地域などに寄付する活動です。

日本でも、東日本大震災をきっかけに各地に団体が設立されています。

各地のフードバンクでは食料品の寄付を受け付けているので、そこに処理しきれない非常食を寄付すれば社会貢献にもつながります。

フードバンク

ただし、当然期限切れの食品はNGです。

また、あまりに期限が近い場合も受け取りを断られる場合があります。

そのため、消費期限だけはきちんと把握しておく必要があるというわけです。

 

また、最近では、非常食を扱う会社が自動的に非常食を入れ替えるサービスも提供しています。

この際に入れ替えられた食料も、フードバンクのような団体に寄付される仕組みとなっています。

社員に配布するのではなく、フードバンクで社会貢献にも繋げたいという場合は、利用してみるのもありだと思いますよ。

 

非常食は期限を把握することが大前提

どちらの方法を利用するにしても、賞味期限を把握しておくことが大前提となります。

ローリングストック法なら毎年実施すれば大丈夫ですが、それではコストがかかりすぎてしまいます。

フードバンクに寄付するなら、期限切れでは話になりません。

カンパン

一般的な非常食の場合、賞味期限は3年~5年に設定されています。

なので、少なくとも2年を目安に確認するのが、最もムダを生まない方法だと思います。

 

また、リストを作り賞味期限を記載しておくと、管理も簡単になります。

保存している場所に張り紙しておけば、忘れることの防止にもつながりますね。

 

賞味期限を過ぎてしまうと、廃棄するしか道がなくなってしまいます。

廃棄するにもコストがかかるので、これほどムダなことはありません。

非常食を無駄にしないためには、賞味期限の把握が最も重要なのです。

 

防災で備えておきたい非常食 まとめ

もしものときに備えて、非常食を準備することは重要です。

しかし、備えるだけで満足していてはいけないのです。

 

食べ物を大切にするためにも、非常食は管理していかなければなりません。

今回紹介した方法を実践して、期限の近い非常食も有効利用するようにしてくださいね。