食事は365日毎日とるものなので、安全なものでなければなりません。

しかし、最近でもしばしば食に関する事故や事件が発生しており、安全な食生活が揺るがされる事態となっています。

事件や事故が多く発生するので、食の安全に関する関心はどんどん高まっているというのが現状です。

 

食品事故から身を守ろう

食の安全性が揺らいでしまえば、健康に直接被害が及ぶおそれが出てきます。

健康で安全な生活を送るためには、安全な食というのは必要不可欠なものなのです。

そこでここでは、食品に関わる事故や事件から身を守る方法を考えていきたいと思います。

食品事故1

食品事故とは?

食品事故とは、名前の通り食品の不具合により引き起こされる事故のことです。

品質不良や異物混入だけでなく、産地や添加物の不正表示といったものも食品事故に含まれます。

食品事故2

特に異物混入は、起きるたびに大きなニュースとなりますね。

大手の外食チェーンでも発生しており、ひとたび発生すると売上が一気に落ち込む原因ともなってしまいます。

 

それから、食品事故には賞味期限の誤表示や添加物の表示欠落といった、印字に関する事故も含まれます。

悪質な業社が賞味期限を不正に改ざんしたり、悪意はなくても製造日を間違って印字したりと、印字に関する事故は結構多く発生しています。

 

財団法人食品産業センターの統計によると、印字に関する事故は食品事故全体の4分の1にものぼるそうです。

不正を働かれてもなかなか気がつくことは難しいですが、注意することに越したことはないということです。

 

食品事故により考えられる被害

食品は、食べた後体内に吸収されるので、危険なものが入っていると人体に直接影響が出てしまいます。

物によっては命を落とす危険もあるので、とても危険な事故といえるでしょう。

 

人体への影響は、入ってきた物質により様々です。

化学薬品のような毒物なら、その場で体調が悪くなるでしょうし、環境ホルモンのようなものなら、摂取したその場では変化がなくても長期的に被害をもたらします。

食品事故3

細菌が混入していたなら、2、3日後に病気が発症することもあるでしょう。

食べたその場で症状が現れるとは限らないところも、食品事故の恐ろしいところです。

 

また、針のような危険な異物が混入されている場合もあります。

このケースは、製造段階で混入しているのでなく、販売店で第三者が故意に混入するケースがほとんどです。

一度発生してニュースになると、模倣犯のような人も出てきます。

悪意を持って混入されているため、販売店や製造会社も被害者になるケースです。

 

食品事故から身を守るには?

食品事故から身を守るためには、表示されている添加物や消費期限をチェックするしかありません。

ただ、不正を働かれると、消費者ではなかなか判断がつかないものです。

 

つまり、食品業社の倫理やモラルにある程度左右されてしまうのが現状なのです。

なるべく誠実な食品業社の商品を選び、悪質な業社が営業できないような環境にすることしか私たちにできることはありません。

食品事故4

もし、「何かがおかしい」と感じた商品があれば、国民生活センターに相談するのが一番です。

この機関は消費者を守るために運営されているので、おかしい商品については調査してくれるでしょう。

 

偏った食生活による生活習慣病も、考え方によっては食品事故といえます。

食品により、病気が引き起こされるわけですからね。

自分の健康は自分で守るため、バランスの良い食生活を心がけるようにしてください。

 

それから、後から針などの異物が混入されているケースは、パッケージなどに違和感があるはずです。

空気が抜けてしぼんでいるなど見た目が異なるはずなので、発見した場合は店員さんに相談するといいでしょう。

 

過去に発生した食品事故の事例

食品への異物混入は、たびたび発生しています。

その中でも大きなニュースとなったのが、マクドナルドの異物混入事件です。

短期間に何件もの異物混入が明らかとなり、管理体制への不信感が生まれました。

 

それから、ミートホープによる食肉偽装も問題となりました。

牛肉100%と謳ったひき肉に豚肉や鶏肉を混ぜたり、消費期限を偽装したりと、食の安全そのものが揺らぐ非常に悪質な事件です。

ミートホープ

食品事故は過失によるものがほとんどですが、ミートホープの例のように、故意に引き起こされるものもあります。

悪質な業社が儲けるためだけに、消費者の健康が脅かされる事態となるので、監視の目を光らせ撲滅しなければなりません。

 

商品事故から身を守る方法 まとめ

食の安全が揺らぐと、健康的な生活が危ぶまれることになります。

消費者ができることは限られてきますが、少しでも怪しいと感じたら国民生活センターなどに相談してみてください。

 

ただ、敏感になりすぎるのも考え物です。

髪の毛の混入のような小さなミスは、どう工夫しても100%防ぐことはできません。

 

もちろんそれを食べろとはいいませんが、問題を大きくする必要もないでしょう。

小さなミスから商品回収に発展してしまったら、食品がもったいないだけです。

食品事故の問題は、安全性ともったいないというバランスを取らなければならないので、難しい問題なのですね。